♪みるく節♪
はいさ~い
久しぶりのブログ投稿~!!
最近はライブ中はステージにいる事が多くて、なかなか皆さんの写真を撮る事ができず・・・ブログにアップする事ができてない状況ですが、こまめに投稿はしていきますので、皆さんヨロシクお願いしますね~
さてさて、、
今日は唄のお勉強ッ♪♪
「みるく節」
この唄は八重山地方では祝宴の終わりによく唄われまして、当店でもライブの最後の曲として良く唄ったりするのですが、今日はこの唄ができた由来を少し紹介できたらと思いますー★
何百年も前の話、、石垣・登野城村の大浜用倫という役人が公用の為、首里王朝へ上国したその帰り道、低気圧に襲われて安南国(今のベトナム)に漂着。。
その時期、安南国は豊年祭で様々な行列や余興でとても賑わっていたそうです!!
その時、安南の役人に「みるく菩薩は豊年奉平の神である。この神を崇敬して祭典を行うことによって、その島の五穀は豊饒し、人心は調和して豊年で理想郷になる」という事を聞かされました!!
用倫はその「みるく菩薩」に飛び立つばかりに感動され、このみるく神を八重山に請来して祭ったら孤島としての苦しみも解消されユートピアを築く事ができると確信し、その事を請願陳情しました。
これが受け入れられ、みるく面と衣装を新調し琉球に安着!さらに八重山の郷里に招来ッ!!
用倫は安南国でみるくを新調した時から心中にたぎっていたみるくの唄が琉球に安着した時に完成し、そして、その唄を村人に伝授したのが今日歌われている「みるく節」であると言われています~☆
主に歌われている歌詞を紹介すると、、
1、大国ぬみるく我が島にいもち 御掛き栄せみしょり「島ぬ主」「島ぬ主」 ※「サン サン グヤアーサーサーサー」
(安南国(ベトナム)のみるく菩薩が私たちの八重山に来られて 島の救世主として 治め下さるように 八重山の救世主様)
2、みるく世やいもち遊ばばん遊び 踊らばん踊り「御免しでむぬ」「御免しでむぬ」 ※
(豊年の世が訪れたから遊ぶときはよく遊び 踊るときもよく踊れよ お上(首里王府)のお許しであるから)
この「みるく節」を唄った後は必ずといっていいほど「やらよう節」というチラシが歌われますッ!!
祝宴の最後にみんなで手拍子をしながら歌うのはとても優雅な感じでいいですよ~~
関連記事